今回の記事のタイトルは、少し格好つけた言い方でありながら、決して格好良くないもの。ただ、これが私が率直に思うことでもあります。ですので、ご了承ください。個人輸入とは何なのか。これを考えた時に、ふと思いつきました。人には、閉ざされた世界から抜け出して「別の選択肢を手にしたい」という基本的な欲求があるのではないでしょうか。新たなオプションを持つことで「手元にあるカードが増える」喜びを抱くことができるのです。
くすりエクスプレスなどの個人輸入代行サイトを使うと、今まで知る由もなかった、向こう側の世界に足を踏み入れることができます。青年が少し背伸びをして、高級レストランに向かう。そんな気持ちに通ずるものがあるかもしれません。くすりエクスプレスは、あらゆる個人が非商業的な目的で海外からお薬などの物品を輸入するのを助けてくれる存在です。私は、Kusuriexpressのような代行サイトの存在を知るまで、海外からお薬を持ってくるという発想すらありませんでした。思考の中に存在しなかったこと。つまり、自分の認識できる世界になかったもの。それが突然、目の前にふわっと現れるのですから、驚きです。
お薬の場合ですと、日本市場に流通していないジェネリック医薬品を海外から輸入するのが、割と多く見られるパターンです。ともすると、皆さんは、差し迫って「お薬を海外から輸入したいな」と思うことはないかもしれません。しかし、ここでのポイントは、選択肢を増やすことです。一度、海外から持ってくる、という選択肢もあることを認識してみましょう。その結果、日本国内にあるものを処方してもらうことを選ぶのなら、それでいいのです。